前に見た嫌な夢
祖父母の家にいる。
家の中はとても黴臭くて汚くて、いつも汚い訛った言葉で嫌なことを言われる。
私は物置から鎌を持ってきて、
叫びながら祖父母の家の畑をめちゃくちゃにする。
切った植物の切り口が尖って刺さって痛かった
鎌なんて普段使わないから自分の手を切ってしまって痛かった
それでも普段の鬱憤が言葉にならなくて叫んでた。
泥まみれになって転がりながらとにかくすべてのものを滅多切りにした。
なにもなくなって力も入らなくなって背中から倒れた。
背中と地面の間にやわらかい感覚があって
ひんやりとした黒い大蛇がするすると這って行って藪の中に消えていった。
家に戻ると家の中から見ていたのか
恐れおののいたような表情で見られた。
もう家の中もめちゃくちゃになってしまえばいいと思って
我慢して言えなかった事を言葉にして叫んだ。